FC2ブログ

昼の宮殿・・・3


シンは今日、公務でいない。
ユルは手にある花を握り締め意を決して東宮殿に向かった。
チェギョンは少し疲れが出たとの事で午後は東宮殿にて休養をとっていると総務局から訊いていた。
チェ尚宮は所要で東宮殿を外していた。
チョン女官が取り次ぎに出る。チェ尚宮とコン内官以外は誰も別荘の件は知らされていなかった。

「妃宮様に取り次いでほしい。静物画の写生のことなんだけど・・・・」
「はい、承知いたしました。義誠大君殿下。」

チョン女官はパビリオンにユルを通した。

「今、お茶をお持ちいたします。」
「ありがとう。悪いんだけど写生でもう一種類花が必要なんだ。白い色の花を用意してくれないか?お茶はそれからでもいいから・・」
「承知いたしました。少々お時間がかかりますがよろしいでしょうか?」
「ああ、いいよ。急がなくても。妃宮様と打ち合わせしているから。」

チョン女官はうやうやしくユルに頭を下げると東宮殿を後にした。

「チェギョン・・・」

ユルはチェギョンの寝室の扉をそっと押し開けた。
女の子らしい暖かい色調の壁紙にセンスの良い家具。あちらこちらにチェギョン好みの花が活けてあった。
「いい匂いだ・・・・・」
ユルはゆっくりチェギョンのベットの方へ進んで行った。

「チェギョン・・起きてるかい?」

「う・・・・ん?シン君?」

ユルはチェギョンの額に手を当てて覗きこんだ。

スポンサーサイト



- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
11 01
プロフィール

hana

Author:hana
韓国ドラマ【宮】をベースにした妄想話を綴っています。王道ありパラレルあり、風の吹くまま気の向くまま…

コメント入力に関しましては、お名前と内容だけで大丈夫です。アドレスやPWは無用ですよ~

訪問者数
新着
☆彡カテゴリ☆彡
♪りんく♪
月別アーカイブ